圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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作曲家・城賀イサム先生三回忌
昨日は僕の唯一の恩師、作曲家でジャズドラマーの城賀イサム先生(享年
64歳)の三回忌だったので、行橋のお寺まで行ってきました。
城賀先生は、小川順子の「夜の訪問者」や小林旭の「お世話になったあの人へ」
などをヒットさせた作曲家で、僕が作詞家修業をしていた頃の師匠です。
これまでに小林幸子、石川さゆり、都はるみ、葛城ゆき、増位山、
ロスインディオスなどなど、200曲あまりの曲を世に送り出しています。

「字足はどうでもいい。手紙のように思いをだらだらまず書け。そこから
詞は生まれる」
「感情、思いというコップの水があふれて初めて詞になる。お前のはまだコップの
中に水が少ししかないのに、言葉にしてる。それではダメだ」
「俺は二流の作曲家だが、阿久悠さん、なかにし礼さんなど一流の作詞家たちと
仕事をしてきた。だから詞の善し悪しはわかるつもりだ」

ご住職の弔いを聞いていると、師匠にいわれた珠玉の言葉たちが脳裏を
駆けめぐっていきました。
映画が出来ると誰よりも早く見に行ってくれて必ず、
「いい映画だった。最高」とメールをくれました。
お葬式の時に先生の友人、東京在住の音楽プロデューサーから
「東京に来る度に君のこといってたよ。九州に高坂圭という良い仕事を
している俺の弟子がいるから、よろしく頼むと、嬉しそうな顔してさ」
といわれた時の有り難さは今でも忘れられません。

表裏が全くなく、底抜けの笑顔と音楽に厳しい真摯な態度、そして誰よりも
優しいひと、それが城賀先生でした。
三回忌に出席させてもらい、改めて城賀先生に教わったことを
これからの創作活動に生かしていきたいと思います。

「仏作って魂入れず、これが一番作り手としてみっともないことだ」
そんな天国からの師匠の声が聞こえた、三回忌でした。


先生の還暦の記念に僕が編集した城賀イサムベスト
CDのジャケットです。
デザインは松石博幸、写真は四宮祐次さんです。


- | 07:36 | comments(5) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
from: sayhello   2017/02/03 1:14 AM
もう30年以上も前になりますが、四谷のSというスナックで城賀さんにお会いしたことがあります。その店のママから
「夜の訪問者」って知ってる?と訊かれて・・・。その曲を作曲した人よ、と。

たまたま私は名古屋の広告会社に勤めていたときに徳間音工の新譜をラジオ局に配信する仕事をしていて、小川順子の「夜の訪問者」は何度も聞いたことのある曲だったのです。

「良く知ってます!」と答えたら城賀さんはとても喜んでくださって、いま思えば顔から火が出るようですが
私は城賀さんのその目の前で「夜の訪問者」をカラオケで歌ったのです。

歌い終わったら拍手もしてくれました。「またお会いしたいですね」と言ったきり、いまこのブログでお亡くなりになっていたことを知りました。

懐かしく思い出すとともに、城賀さんのご冥福をお祈り
したいと思います。ありがとうございました。

from: sayhelloさんへ   2017/02/03 4:21 AM
コメントありがとうございます!
不肖の弟子としては、先生のことを
思い出していただける方が一人でも
多くいらっしゃるのは、とても嬉しいです。
ぜひことあるごとに、思い出して
やってください。
from: エイちゃん   2019/01/01 11:53 AM
私も35年位前にイサム先生お会いしました。
その後、ラテンデュオ・エル・ピラータでお世話になり曲も頂きました。
デビューは出来ませんでしたが、思い出深い曲となっています。
30年位前に、音楽の世界からは引退しました。
本当にありがとうございました。
from: エイちゃん   2019/01/01 11:55 AM
私も35年位前にイサム先生お会いしました。
その後、ラテンデュオ・エル・ピラータでお世話になり曲も頂きました。
デビューは出来ませんでしたが、思い出深い曲となっています。
30年位前に、音楽の世界からは引退しました。
本当にありがとうございました。
from: エイちゃんさんへ   2019/01/01 12:51 PM
コメントありがとうございます。そうですか、曲を。
きっと先生の目に留まった素敵な音楽家さんなんでしょうね。音楽の世界からは引退なさったそうですが、ぜひ先生の曲は歌ってやってください!
ではでは今年一年エイちゃんさんにとって良い年でありますように。
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