圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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改めて名著、「日本の国宝、最初はこんな色だった」

この本を読むのは何度目だろう。
おそらく四回目ぐらいかな。
読めば読むほど味の出る本です。
僕はこの本を読み、著者の小林さんは天才だと思い
(ちなみに僕が天才と感じた人は今まで3人、狂言の宗家、故野村万之丞氏と江口カン監督、
そしてこの本の著者、CG復元師小林泰三氏です)、
九州に来てもらうようにしました。

小林さんの本を読んで一番感動したのは、日本美術の美しさ、素晴らしさの
奥底に民百姓の凄さがあるという地べたの視点を
持っている人だということです。
彼はこう書いています。

「寺院の中に社があったり、日本の神が仏として扱われたり、
そこらへんの”いい加減”は、日本人がアイディンティティを築く上で、
あるいは生き延びて現代のように繁栄するために、重要な
ファクターではなかったか。
本来宗教画であれば、キリスト教の宗教絵画と同じように、
神聖なものであり、勝手に動かしたり、人間の都合で表現を変えたりすることは
許されない。
しかし、日本人は”いい加減さ”を発揮して、不可侵であるべき聖域へ
踏み入り、絵の中で”遊ぶ”のである。
”ふてぶてしい”ともいえそうな”いい加減さ”、この精神を遺憾なく発揮しているのである」

芸術だからとってただ仰ぎ見るのではなく、屏風にしたり
扇にしたり、自分の生活の一部として芸術を取り入れる、民衆の知性の高さ、
広がり、余裕。
そんな民衆賛美を描いたのは僕の知っている作家の限り(柳宗悦とはまた
違う視点)小林さんだけです。

少し長くなりましたが、今日実は嬉しいことがあり、
とある有名団体の会長が、「今度小林さん呼ぶとき教えてください。
うちの会にも来て欲しいので。あ、日程は高坂さんに
併せます。ただし火曜日がいいです」と依頼があったのです。

 

小林さん、確実にいろんな人の胸に届いてますよ。

アマゾンで検索すると全作品が出てきます。
どれもほんとうに面白いです!
今僕が心から応援したいと思っているのは、
映画「ガチ星」と小林泰三さんの著作です!

 

これまでの小林さんの著作です。

どれを読んでも面白いです!

 

 

 

 

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