圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
高坂圭のホームページ
  • 高坂圭のホームページリンク
ARCHIVES
RECENT COMMENT
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
歌舞伎と麻雀

バスの窓から満開の桜を眺めながら映画館へ。2本鑑賞。
                              
良くいえば幻惑。
悪くいえば、わけわからん。
「シネマ歌舞伎 桜の森の満開の...
下で」
                             
野田秀樹の芝居はこれまでも何本か観て来たけど、
いつも感想はタイトルどおり。
一歩間違えば親父ギャグもどきのダジャレと言葉
遊びが機関銃のように発射され、でも気が付くと
なんだか美しく妖しい世界に誘う。
見てる間は面白くて仕方ないのに、終わって劇場を
出たら、「だからなんなんだ」と首をひねってしまう。
まぁ、芝居や音楽や映画が一夜の夢としたら、
それもアリなんですけどね。
このシネマ歌舞伎もそんな作品でした。
                             
良くわかるけど、うーん。
「麻雀放浪記2020」
                              
二本目は全く逆。ピエール瀧を降板させずそのまま
上映する白石監督始め、映画屋の心意気に拍手し
期待を込めて観たのに。
若松孝二の弟子として鍛われ、ぬるーい世の中に
中指立てて立ち向かうスタンスは大好きだし、
あえて確信犯的にギャグも入れ、軽やかにしたのも
わかる。
でも、あの名作をこんな風にしちゃ、ダメだ。
原作にある、どうしようもない虚無、底辺でしか
生きられない哀しさ、せつなさが、この映画にはない。
坊や哲を今の時代を打つための材料にしてはいかん。
って、俺は何様か。
あ、お客様です。

 

 

 

 

- | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://blog.kousaka-kei.net/trackback/1049971
 

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.