圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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再々読、「つかこうへい正伝」  長谷川康夫

僕にとって演劇といえば、つかさん
だ。559Pに及ぶこの大作を...
読み直すたびにそう思う。
自分がどれだけ彼に影響されたかを
ひしひしと感じる。
つかこうへいという人物像がこの本には
まざまざと描かれている。
たとえば、こんな文章。
                            
出番を終えた役者たちが楽屋に帰ってくるたびに、
つかが繰り返す言葉、
「おめえらが、ウケてんじゃねぇ、俺がウケてんだ!」
                            
小説も芝居と同じ口立てで作っていたという驚き。
                            
僕がつかのもとで原稿を手伝った何年かの間、
つかがゼロから筆を執ることはなかった。
書こうとするものは、すべて僕らに口頭で伝えられる
のだ。(略)
芝居ではすべての台詞をつかがやってみせることから
始まるのだが、原稿の場合は、最初にこんな場面だと
いう説明がある。キーとなる台詞もいくつか飛び出すが、
芝居の稽古ほど細かく与えられるわけではない。
第一稿目は、それ以外の台詞も含め、人物の動きや
心情、情景の描写などはほぼこちらに任される。
                            
すべての小説・エッセイ作品がそうやって作られたなんて。
これで直木賞をとるとは、いやはや、スゴイね。

 

 

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