圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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18歳の俺に、拍手!
高校を卒業する前に、親父が家を
出た。
長男だった僕は、妹たちの面倒を
見ることになり、JR(当時は国鉄)
に就職した。
最初に派遣されたのは、若松保線区。
ナッパ服に安全靴、ヘルメット。
鏡に映った自分を見て、
「え、これが俺、ウソ」
とへこんだ。
東京の大学へ行き、4年間モラトリアムな時間を
過し、気が付いたらクリエイターになってた。
そんな将来を夢見てたから。
でも当時18歳の僕は思った。
「たとえ労働者になっても、自分を磨き、アートに
 だけは触れ続けよう」
で、僕が選んだのがジャズだった。
とはいえ、何から聴いていいかわからない。
そこで当時CBSソニーから出ていた、各ジャズマンの
オムニバスのアルバムを通販で買った。
そしたらジャズ通の先輩が、
「お前ダセェ。聞くなら名盤と言われてるものを
 一つずつ歴史を追って聞かんかい。オムニバスで
 通販って」とあざ笑った。
 俺は黙って唇を噛んだ。
あれから42年。
ペントハウスのリニューアルを考えたときに
僕が最初に思ったのがLPジャケットを飾ること。
そして取り出したのが、あの頃買ったアルバム。
オムニバスで通販だったからこそ、トータライズ
されたデザイン。
とうに廃盤になったLPたちが、飾ると
キラキラ輝き出した。
線路工事をしてて、折尾駅のホームに好きな娘が
いるのを見つけ、恥ずかしくなり、線路わきに
そそくさと逃げ出した俺。
あの頃、少ない給料からせっせと買った
LPたちは今、超かっこいい。
18歳の俺に拍手!
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