圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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さすが森達也監督。「i 新聞記者ドキュメント」
午前中通販パンフのコピーと
インタビュー原稿を書き上げ、
昼からはいつものように映画館へ。
今日見たのは2本。
1本は豪華な出演陣で固めたコメディー時代劇
「決算!忠臣蔵」。
うーん、思ったより笑えず、痛快娯楽劇とまでは
いかなかったのが残念。
というわけで伝えたいのは、二本目の
ドキュメント。
東京新聞の望月記者の動きはとても気になっていて
これまでも彼女の本や劇映画を観てきたけれど
今回のドキュメントが一番面白かったし、彼女の
ことがよくわかりました。
僕がとても信頼している言論者のひとり、森達也が
撮っただけのことはあります。
彼は映画の中で外国人記者と望月さんが話してる
場面でこう言います。
「権力に対して疑問に思ったことを質問しているだけなのに
望月記者がこれだけ注目されていること自体がおかしい。
なぜ彼女を撮っているのか、よくわからなくなってくる」
すると外国人記者も語ります。
「彼女のやってることは当たり前のことだ。日本のマスコミは
相当に後退している」
僕は昔国鉄に勤めていて、民営化闘争の真っただ中に
加わっていたことがあります。
そのときに国家が何をするのか、権力がいかに強いのか、
一種のイデオロギーで戦うことの弱さ、怖さ、
その中で摩耗していく人間の哀しさをいやというほど
見てきました。
自殺した友人もいます。
以来僕はチームに入ることを避け、できるだけ個人で
ものを考えるようになりました。
この映画を作った森さんも語っています。
「集団に埋没することで人は一人称単数の主語を失う。
その帰結として集団は大きな過ちを犯します。
日本社会は『個』が弱い。もっと個を強く持った方がいい。
これはジャーナリズムだけでなく、一般の人に対しても言えること。
この映画を見て、そこまで感じてくれればうれしいです」
群れずに、ときに共闘し、また静かに離れる。
常にそうありたいと願っています。
ぜひたくさんの人にこの映画、観て欲しいです。
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