圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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たまには色恋もの。 「奈緒と私の楽園」 藤田宜永
最近男の不良中年、老人の作家が
少なくなった。
男にも女にも受けないからだろう。
天邪鬼の僕はそうなると、無性に
ダメダメ男の小説を読みたくなる。
まぁ、水分補給のようなものだ。 
  
著者は今でもちゃんと不良をやってる
ひとりで、色恋を書いてる。
この小説は音楽プロデューサーの50男が
29の女に出会い、甘えることを覚え
母に愛されなかった主人公が、母性に
溺れるという話だ。 
もちろんそれは束の間に終わる。
著者は色恋を描きながらも
ある特別な条件を満たす二人が密室に
揃ったときにだけ生まれる「奇跡」を
書いている。
彼はそれを「楽園」と呼んでいるのだろう。 
 
では己はどんなときに女に惚れるのか。
僕の場合は言葉だ。
思ってもみなかった、自分が予想もしていない
角度から投げられる言葉に、熱くなる。
その人にしかないものの見方、考え方にドキッとする。
そういう意味では、女性に母を求めたことは僕には
ない。
小説の一節を借りると、
「奈緒が新鮮に思えるのは、私がこれまで経験した
ことのないコード進行で私に接してくるからだろう」 
   
僕の場合もまさしくこれ。
とはいえ、最近はもっぱら小説の中だけしか
新しいコード進行を見ることもないですけど。
とほほ。
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