圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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友、遠方より来る

10数年ぶりに中学の時の友人が
訪ねてきました。
理由はプライベートなことなので
あまり言えませんが、
ある横暴なことと16年間闘い続け、
その軌跡と得た結論を、映画化して
欲しいというお願いでした。

 

興味深いこともあったので、いくつかの
アイデアを出すと、すごく喜んでくれて
「来てよかった。長年のうっぷんがこれで晴れた。
実は君に電話するまで、忙しいだろうなと躊躇して
1年かかったんだ」と。

 

たかが、僕ごときに。
自分がガンになったせいか、最近こういった話が
多く来るようになりました。
そのたびに思うのです。
言葉にできないもやもやを抱え、なんとかそれを表現
したい。
その代弁者としてもしかして僕がいるのかも、と。

 

傲慢かもしれませんが、そのためにも
もっと言葉を磨かなきゃと、思いながら、何度も
頭を下げる友を、酒場から見送りました。

 

 

- | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今更ながら、読了。「船を編む」 三浦しおん

子どもの頃から言葉フェチで
CMのコピーやナレーションの
フレーズ、映画や芝居、ドラマの
セリフ、歌の歌詞、友人が何気に発した
一言など、とにかく言葉に反応してました。
それは今でも同じ。

 

そんな僕にとっては、辞書を作る人々を描いた
この本は、必読の一冊だったんですが、
映画を観ただけで、まだ読んでませんでした。
今回読み終えて、改めて思ったのは、言葉に対する
作者の愛ががんがん伝わってきたということ。
たとえば、こんな文章。

 

「なにかを生み出すためには言葉がいる。岸辺はふと
はるか昔に地球上を覆っていたという、生命が誕生する
まえの海を想像した。混沌とし、ただ蠢くばかりだった
濃厚な液体を。ひとのなかにも、同じような海がある。
そこに言葉という落雷があってはじめて、すべては
生まれてくる。愛も、心も。言葉によって象られ、昏い
海から浮かび上がってくる」

 

「言葉は、言葉を生み出す心は、権威や権力とはまったく
無縁な、自由なものなのです。また、そうであらねばなら
ない。自由な航海をするすべてのひとのために編まれた船。
大渡海がそういう辞書になるよう、ひきつづき気を引き
締めてやっていきましょう」

 

読んで良かった。

 

そしてもう一冊おすすめは、原田マハ著
「異邦人(いりびと)」
これまでのアーティストが主役の物語ではなく、
絵の買い手にスポットを当てた、芸術至上主義の
私設美術館、女性副館長を主役にしたところが
にくい小説。
舞台は京都。四季折々の風景描写もすぐれていて
京都にいきたくなる一冊です。

 

 

- | 16:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
クリスマスコンサートやります!

一昨年やって大好評だった
コンサートを今年もプロデュース
します。

 

12月22日(日)午後7時開演
小倉・観山荘別館。
料金1万円(料理・飲み放題込・税サ込)

 

まだ少しだけ席に余裕があるよう
ですので、どうぞお越しください。
予約は僕にしてもらえばいいです。

 

- | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
さすが森達也監督。「i 新聞記者ドキュメント」
午前中通販パンフのコピーと
インタビュー原稿を書き上げ、
昼からはいつものように映画館へ。
今日見たのは2本。
1本は豪華な出演陣で固めたコメディー時代劇
「決算!忠臣蔵」。
うーん、思ったより笑えず、痛快娯楽劇とまでは
いかなかったのが残念。
というわけで伝えたいのは、二本目の
ドキュメント。
東京新聞の望月記者の動きはとても気になっていて
これまでも彼女の本や劇映画を観てきたけれど
今回のドキュメントが一番面白かったし、彼女の
ことがよくわかりました。
僕がとても信頼している言論者のひとり、森達也が
撮っただけのことはあります。
彼は映画の中で外国人記者と望月さんが話してる
場面でこう言います。
「権力に対して疑問に思ったことを質問しているだけなのに
望月記者がこれだけ注目されていること自体がおかしい。
なぜ彼女を撮っているのか、よくわからなくなってくる」
すると外国人記者も語ります。
「彼女のやってることは当たり前のことだ。日本のマスコミは
相当に後退している」
僕は昔国鉄に勤めていて、民営化闘争の真っただ中に
加わっていたことがあります。
そのときに国家が何をするのか、権力がいかに強いのか、
一種のイデオロギーで戦うことの弱さ、怖さ、
その中で摩耗していく人間の哀しさをいやというほど
見てきました。
自殺した友人もいます。
以来僕はチームに入ることを避け、できるだけ個人で
ものを考えるようになりました。
この映画を作った森さんも語っています。
「集団に埋没することで人は一人称単数の主語を失う。
その帰結として集団は大きな過ちを犯します。
日本社会は『個』が弱い。もっと個を強く持った方がいい。
これはジャーナリズムだけでなく、一般の人に対しても言えること。
この映画を見て、そこまで感じてくれればうれしいです」
群れずに、ときに共闘し、また静かに離れる。
常にそうありたいと願っています。
ぜひたくさんの人にこの映画、観て欲しいです。
- | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
フレディー・マーキュリナイト

明日30日は、月に一度の音楽
イベント「ジャズナイト」。
毎回、ジャズマンの命日を偲び、ミュージシャン談議に
華を咲かせるんですが、今月はクィーンのボーカル
フレディ・マーキュリーの命日ということで、
ロックにスポットを当てます。

 

八幡のジャズ喫茶「ペントハウス」で8時から
やりますので、どうぞ自由に参加してください。
参加費は無料です。
いつもの僕の手作り冊子、「フレディブック」も
プレゼントしますよ。

 

 

- | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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