圭さん日記

放送作家・脚本家、高坂圭のブログ。

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たまには活劇を!「ジュマンジュ」

なんにも考えないでいいという映画があります。
次から次に起こるハプニングに身をまかせていれば楽しめる、
いわゆるジェットコースームービーというやつです。
 「ジュマンジュ」はまさしくそんな1本。
 最近流行りのゲームの中の主人公になるという切り口以外は、
とても古典的な物語展開。
たまにはこんな冒険活劇もいいですね。
まぁ強くおすすめするまではないですけど。

 

そして、今日買った本。
「最低。」 紗倉まな
(映画化も決まった、現役AV女優によるAV女優を主役に
 した短編集。自分の体験がにじみ出る小説っていいものが
多いんですよね)

 

「ロンドンデイズ」 鴻上尚史
 (39歳だった売れっ子演出家が、1年間ロンドンで演劇を学んだ奮闘記。
鴻上さんの本は久しぶりなのでワクワクです)

 

 

- | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
レスリングを教えてくれた映画

「ダンガル、きっと強くなる」

僕は基本的にインド映画が苦手で
(やたら長いから)、名作と呼ばれるものでもあまり心打たれたことはないんですが、
この作品は、まぁ心までとはいかなかったけど、映画館で何度か泣きました。
30分ほど短かったらもっと面白かったとは思うけど、そこはインド映画、仕方ないっす。
でもこの作品のおかげで、レスリングのルール、面白さを知りました。
映画はいろんなことを教えてくれる先生です。

 

 

 

 

- | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ハードルを越えた笑える話

面白い話をするときに一番してはいけないことは、「面白い話があるんだよ」と前フリする。
これは、ハードルが上がりすぎてダメですよね。

でも僕はこの前フリを一週間前から聞いていました。
その前フリを伝えてくれたのは、馴染みのジャズ喫茶
のママとマスター。


「あのね高坂さん。Jさんが(店の常連の米屋・63歳)面白い話があるんで
ぜひ高坂さんに聞いて欲しいって言ってるんよ。私たちが
いま聞かせてよっていっても、ダメ、あんたに伝えるまでは
イヤだっていうのよ。多分大した話じゃないと思うけどね」

そこまで言われたら(あ、この話長くなりますよ。イヤになったらこの辺で止めてください)、
Jさんの話聞きたくなりますよね。で、すぐ連絡して、今夜主役が登場したのです。
ハードルが高かったにも関わらず、この話はめちゃくちゃ
面白かったのです。

 

物語の始まりは、Jさんの彼女が、家族同然にしていた犬が亡くなったことからです。
それまで、愛犬に比べれば、彼女の心に占めるJさんの位置がひとランク低いと
思ってた彼は、愛犬が亡くなったことで少しあがった。
だったら、彼女を慰めなきゃいけない。今の自分になにができる。
そう考えたJさんは、
 身体で彼女とコミュニケーションを取ろうと決意。
しかし、いま彼は男としてイマイチの状態。そこで昔から
、いざカマクラと思っていた病院へ直行(自分の家からバス停
 7つ先ぐらい)。

 

受付にはきれいな女性。「どうされました」。言われて躊躇したが、
ここは病院。照れるのはおかしいと思い切って、
 「あの、勃起不全なんですけど」
すると受付、「はぁー……ちょっと待ってください」
いったん先生の部屋らしきとこに入り、出て来て一枚の紙を差し出した。
 「うちではその診察は出来ないので、この病院に行ってください」

仕方がないのでJさん、また違う病院へ。


そこはさっきに比べれば明らかに立派なところで
受付も3人ぐらい。
なかでも一番きれいな受付嬢が、
 「どうされました」
 彼は言う。
 「あの、勃起不全なんですけど」
 受付嬢、「はぁー」
でもなんとかOKだったらしく、医者に会えた。

「先生、バイヤグラが欲しいんですど」
 「あ、そうですか。わかりました。でも一応の検査を
しなければ渡せないので。ところでどこか悪いところはありますか」
 「…いや、ないです」
 「あの、それじゃ保険対応にもならないので、一応病気の心配で来たと
いうカタチにしてもらっていいですか。たとえば時折胸が痛くなるとか」
 「ああ、じゃあそうしてください」
そんなやりとりの後、血液検査からもう少し入念なチェックをしたら、
3日後電話がかかってきて
「あなた、すぐ来なさい。糖尿病で大変なことになってるよ。
 心臓にバイパス通す手術しなきゃいけないよ。専門医紹介するからそっちに行きなさい」

 

Jさんは思った。愛犬を失くした彼女のためにせめて、気持ちいい時間を共有しようと、
そのための支えとしてバイヤグラをと願っただけなのに、
いつのまにか人の生き死にの話になってる。いかん、これはいかん。
彼はあせり、紹介された専門医のもとへ。

 

この病院が立派で今までよりもさらに大きかった。
受け付けは8人。順番待ちをし、やっと
「どうされました」と聞かれたので
Jさんは懲りずに「あの、勃起不全なんですけど」
 受付、「……」のあと、医者のもとへ。

 

Jさん医者の前で、「あの……」
 医者、「ああ、わかってます。大ごとになってますね。とりあえず精密検査しましょう」
彼はそう言われて、2時間近く調べられた。
結果は「あまり良くはないけど、命に別状はない」

でも医者は言った。
 「だからといって安心はできませんよ。なにしろ、胸が痛いという自覚症状があるんですから」
 「いや、そ、それは」
Jさんは思った。
 「ぼくはバイヤグラが欲しかっただけなのに……」
でもそれを口にすることはなかった。
もうこれ以上、勃起不全、という言葉を連呼したくなかったからだ。

- | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ケンローチ再び!「私はダニエルブレイク」

引退を表明していたケンローチ
監督(81歳)が、歳を取り
福祉に頼るしかない初老の男の
社会に翻弄される哀しみを改めて
描かないと死ねない、と思いメガホンを取った映画。

 

僕は根がいい加減なので社会正義という視点には
自信がないんですが、ケン・ローチはずっと社会的弱者
 (まぁ、俺もそのひとりですが)の視点で映画を作り続けた
人で、僕は彼の大ファンなのです。
この映画も、号泣しました。


社会が悪い、世間が悪いというやぶにらみの話は興味ありませんが、
彼が描くのはもっと、本気な社会への憤りです。

少し酔っぱらってるので許してください。 音楽とか、絵画とか、
小説はそのために存在していると
思っています。
これは物心ついてからずっとそうですし、僕のベースです。
あ、こんな恥ずかしいこと書くなんて、ずいぶん酔っぱらってるなぁ。

 

- | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
久しぶりのR18「娼年」

シネコンで封切りされる映画でR18
というのは珍しく、その意気ごみだけでも買いだと、劇場へ。
 生まれ変われたら、なりたい顔(ほんときれいな顔して
 ますよね)の、
松阪桃季さん、頑張ってましたよ。
 全編セックスシーンといってもいい内容で、
 全身をさらけ出して女の人に尽くしてましたよ。
 日活ロマンポルノで育った僕には、物足りない
映画でしたが、女性にはいいかもしれませんね。
でも最後まで目を離せない自分がいて、やっぱり
 エロは強いなぁ、と改めて思った一日でした。

 

ちなみに今日買った本
 「ラオスにいったい何があるというんですか?」村上春樹
 (ファンの一人としては買い続けます)

「モダン」 原田マハ
(彼女の描く美術小説はおすすめです!)

「羊と鋼の森」 宮下奈都
 (少女ファンタジーみたいだったらやだなぁと買うのを
ためらってたんですが、ある方がFBで薦めてたので
購入しました)

 

 

 

 

- | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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